年中行事
1月
- 新春祝祷(しゅくとう)会と
新春法話会
- 年があらたまると元旦の早朝午前7時から、秘仏ご本尊毘沙門天をご開帳して、檀信徒の皆さまの一年の無事・安寧、さらに世界平和を祈って祝祷会が行なわれます。ご本尊のご開帳は1月10日までとなりますので、ぜひご参詣ください。
- また正月の2日、3日の両日は午後1時半より新春法話会が開かれます。法話に引き続きご本尊毘沙門天を目の前で参拝できる特別拝観も行われ、赤札お守りも授与されます。
2月
- 永代供養塔回向法要
- 毎年2月中旬には、本堂の左手にたたずむ永代供養塔に納骨されている
み魂のご回向が行なわれ、縁故者がお焼香を手向けます。
- 常楽(涅槃)会早朝瞑想会
- お釈迦さまがご入滅された2月15日は涅槃(ねはん)会、または常楽(じょうらく)会と呼ばれます。吉祥院では本堂大広間に涅槃図を飾り、瞑想満月の会に参加されている方々を中心に午前7時より早朝瞑想会を開催して、お釈迦さまのご遺徳を偲びます。
3月
- 震災物故者追悼法要
- 毎年3月11日には午前7時から、先の東日本大震災でお亡くなりになられたみ魂をはじめ、世界中で災害によって命を失われた方々のご冥福を祈る震災物故者追悼法要を行います。参列者皆さんでお経を読み、ご詠歌をお唱えして、亡きみ魂をご供養いたします。
- 春季彼岸会・弘法大師
正御影供(しょうみえく)法要
- 春のお彼岸の中日には檀信徒のご先祖さま、亡きみ魂のご冥福を祈る塔婆総回向法要と弘法大師空海の正御影供法要を併せて行い、檀信徒の皆さんがお墓にお供えするお塔婆をご回向致します。
4月
- 花まつり子ども会
- 4月上旬、桜の花びらが舞い落ちる頃。午後1時半から花まつり子ども会を行います。本堂にお釈迦さまがお誕生された様子を顕わす花御堂(はなみどう)の前で、やさしいお経を読み、誕生仏に甘茶をかけて願い事を祈ります。みんなでパネルシアターやゲームで楽しみます。
6月
- 青葉まつり檀信徒法要
- 青葉繁れる季節、6月15日は真言宗宗祖弘法大師空海、17日は中興の祖興教大師覚鑁さまの誕生日です。この両祖大師の生誕をお祝いする法要を6月17日午前7時から檀信徒皆さんの読経によって執り行います。
7月
- 大施餓鬼み魂まつり
- 檀信徒のご先祖さま、亡きみ魂のご冥福を祈る法要です。7月5日正午からご詠歌の奉詠、午後1時からご法話、午後2時から真言僧侶10名による総回向法要が執り行われます。新盆のお檀家さんのみ魂もねんごろにご供養いたします。
8月
- 暁天講座・戦没者慰霊
檀信徒法要
- 終戦記念日の8月15日は午前7時から戦没者慰霊の檀信徒法要を開催します。法要に先立って暁天講座が開かれ、毎年テーマを変えて住職の講話があります。引き続き慰霊法要では、参加者が般若心経を何回もくり返し読経し、ご詠歌「平和観音讃仰和讃」をお唱えして、亡きみ魂のご冥福を祈ります。
- 夏休み・たいけん道場
- 8月最後の土曜日には、仏教に親しんでもらう「夏休み・たいけん道場」を開催します。うで輪念珠や蓮の花の灯ろうを自分で作ったり、やさしいヨガや瞑想を体験します。子供も大人もお年寄りも誰でも参加できるたいけん型の行事です。
9月
- 秋季彼岸写経会
- 秋彼岸のお中日には仏さまを体感する行事を行います。仏さまのことば、般若心経を書写する写経会を午前10時から行います。古来より伝えられる作法によって般若心経262文字を書き写し、願い事や亡きみ魂の冥福を祈ります。
11月
- ご本尊毘沙門天大祭
- 檀信徒の皆さんと吉祥院のご本尊・毘沙門天を讃えて、祈願する法要を行います。夕暮れの午後4時半、参道に小さな灯ろうを点々と灯し、本堂にて檀信徒の皆さんと共に参列者の心を一つにして、お祀りする毘沙門さまに読経し、それぞれの願いが叶うように祈りを捧げます。
12月
- 成道(じょうどう)会
早朝瞑想会
- 仏教を開かれたお釈迦さまが悟りを開かれた日、12月8日。この当日午前7時から吉祥院本堂に於いて、早朝瞑想会が開かれます。堂内に智山声明がかすかに響く中、真言宗の瞑想法、阿字観・月輪観を行い、お釈迦さまの悟りの境地に想いをはせます。
- 報恩講檀信徒法要
- 真言宗中興の祖、興教(こうぎょう)大師覚鑁(かくばん)上人がご入滅された日が12月12日となります。吉祥院では覚鑁上人のご遺徳を讃えて、午前7時より檀信徒により、般若心経をくり返しお唱えする法要を行います。
- 除夜会
- 12月31日の大晦日には、午後11時半より除夜会の祈願法要を行います。引き続き境内の鐘楼堂にて、ご参詣の皆さまが大晦日の夜空に鐘を打ち鳴らします。参詣者それぞれが、この一年を振り返り、新たな年の無事安寧を祈ります。ご本尊毘沙門天のお守りが授与され、お汁粉の接待も好評です。